新しい茅葺き表現のための試作品を作ろうということで、
架空の素朴な「峠のお茶屋」を作ってみました。
入母屋屋根の茅葺きのイメージは、こんな感じです。

これは奈良県の春日大社近くにある
茶屋「水谷茶屋」というところで、
けっこう観光スポットとしても人気のあるところです。
こじんまりとした茅葺き屋根が風景にとけ込んでいて、
いい雰囲気ですよ！

こんな感じになりました！

「峠のお茶屋」正面
真ん中の引違い戸の部分が入り口、
左側の戸の部分がお座敷です。
田舎の峠道のお茶屋さんって感じを出してみました！
団子が名物だそうです（笑）

平面の大きさはかなり小振りなのですが、
屋根が複雑なので大きく見えますね！

中の様子
右手の壁沿いにカマドが並び、
団子を作っているようです！
写真手前はテーブル席で、左奥がお座敷。
座敷にならぶミニミニ座布団は、
我が家のオカン（母）が特別参戦してくれました（笑）
（目がチカチカする、、とのこと。。すみません、、（^^;））

こちらも中の様子
手前がテーブル席で奥がお座敷

これは本体からはずした屋根
茅（かや）の部分はシュロほうきを使ってみました！
入母屋の屋根形式特有のコーナー部分も、
まあまあキレイに仕上がりました！

「茅葺き屋根の作り方」は、
こちらもご参照ください！

今回は入母屋形式の茅吹き屋根を
キレイに仕上げることが目的でしたが、
まあまあ目指していた感じに仕上がったと思います！

（この後にあたらしい「ミニチュア茅葺き民家（母屋）」を作りました！
もしよろしければ、こちらも見てくださいね！）

情景パネルを作ってみました！

今回はいつもと趣向を少しかえて、
情景パネルを作ってみました。

峠の茶屋と水車小屋ができたので、
それに合うような小道があったらいいなあと思っていたのですが、
出来上がりましたよ！

情景パネルの全景
小川が流れる小道といった感じで、
小川に石橋がかかり、
小道にはお地蔵さんがおられます。

ちょっと目線を低くして見てみました。
右手前にお地蔵さんがおられます。
時代劇な感じが少し出てます（笑）

小川にはコイが泳いでます
夏真っ盛りといった感じで
田んぼの稲が茂ってますね。

この情景パネルがミニチュア民家と組み合わさると、こうなります、、、

街道から峠の茶屋に続く小道の情景
疲れたから、ちょっと団子でも食べていこうか！
そんな旅人の声がチラホラ聞こえます（笑）

左手の大きな建物が『峠の茶屋』で、
右手に少し見えるのが『水車小屋』！

今回は試しに『峠道』の情景を作ってみました！
今回作った情景パネルは、
ミニチュア模型との組み合わせによって
どんな風にも使えるので、
いろんな風景を想像することができます！
今度は庄屋さんの家にくっつけてみるのもいいかな（^^）
超豪邸にみえそうな感じですね！！

こうやって模型を並べてみると
かなり大きな場所がいるので、
写真を撮るのが大変（^^;）
写真撮影コーナーが必要だわ、こりゃ。。