(このページのミニチュア和小物)
・ きね
・ 臼
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ミニチュアの農機具と少し関連して、杵と臼を作ってみます。
お餅つきは、子供の時に幼稚園や小学校などで経験している方も多いと思いますが、
餅つきがあるだけで、日本のお祭りの情景ができそうですね!
参考縮尺は1/10から1/12です。
『 ミニチュアのきね 』
(制作過程)
あらかじめ下絵を描いておきます。
材料を用意します。
先の部分に当たる材料は丸棒がいいですが、
今回は余っていた角材を使いました。
絵の部分は割り箸を使いました。
先の部分を作ります。
カッターナイフを使って、丸く削っていきます。
柄の部分を作っていきます。
差し込む部分を削っておきます。
柄を通すための大きめの穴を開けていきます。
下絵をもとに印付けします。
先にピンバイスで小さめの穴を開けます。
大きめの穴を開ける場合、いきなり大きく開けようとすると割れやすいです。
はじめは小さな穴を開けて、少しずつ大きくしていくといいです。
錐を用意します。
錐を使って、慎重に少しずつ穴を広げていきます。
穴が広がったら、丸い金属ヤスリで整えておきます。
あとはボンドを使って柄を接着します。
ボンドを乾燥させ、ヤスリなどで形を整えて完成です!
『 ミニチュアの臼 』
(制作過程)
あらかじめ下絵を描いておきます。
材料を用意します。
今回は余っていた板材を使いました。
(場合によっては、彫刻用の材を使ってもいいと思います。
板材から材料を切り出していきます。
板をブロック状にして穴を掘るのも良いのですが、
それだと作業がやりにくいと思います。
そこで今回は、半分ずつ穴を加工して、後で合体させる方法をとりました。
半分ずつブロック状にしていきます。
切り出した板材をボンドで接着し、重しをして乾燥させます。
下絵をもとに、穴の型紙を作ります。
型紙を材料のブロックに写します。
彫刻刀で穴部分を彫っていきます。
後でなるべく修正しなくて良いように、できるだけ奇麗に彫っておきます。
半分ずつ作ったブロックを、ボンドで接着して合体させます。
完全に固まるまで乾燥させておきます。
下絵をもとに、臼の外側の型紙を作ります。
ブロックに型紙を写します。
カッターナイフなどで、外側を削っていきます。
ケガしやすいので、慎重に作業します。
あとは、ヤスリなどで奇麗に整えます。
好みによりますが、つや出しニスを塗ってもいいと思います。
こんな具合にして完成です!
(以前に作った模型)
以前に作った納屋に収めた農機具など
(これは縮尺が小さめの模型です)
写真左下に杵、左中に臼が写ってます。
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