以前買った赤めのニスが余っていたので、
ミニチュアの和箪笥に塗ってみることにしました。
和箪笥というと、焦げ茶色っぽい印象が強いですが、
朱塗りの和箪笥も時々見かけます。
女性の衣装箪笥として、金物もちょっと凝っていたりします。
そんなイメージのも良いなあ!
和箪笥1のページとちょっと重なる部分もあるとは思いますが、
もう少し詳しい作り方も載せておきます。
参考縮尺は1/10から1/12です。
(制作過程)
あらかじめ下絵を用意しておきます。
今回使ったのは、2mm厚のバルサ板です。
他の作業で使ったものが余っていました。
大きめのミニチュア和箪笥を作る時は、
3mm厚くらいでも良いかもしれません。
下絵をもとに、材料を切り出していきます。
バルサは基本的に柔らかくて加工しやすい材料です。
でも時々、筋の部分がとても堅くて切りにくい場合があります。
そんな時は、無理にカッターで切ろうとせず、
切り込みを入れてゆっくりと折る方がきれいに切れます。
あとでヤスリなどで小口修正しておきます。
材料をおおまかに切り出しました。
引き出しの受け材などは、ちょっと大きめに切り出し、
あとで修正します。
ボンドで接着していきます。
木工ボンドを使うときは、あまり多く付けすぎないようにしたいものです。
なるべく拭き取っておきます。
塗装でニスを使うときは、ボンドが付いた部分の色乗りが変わるので、
マダラになりやすいです。
定規を当てて、縦横の材料をぴっちり合わせておきます。
ちょっと作業しにくいですが、引き出しの受け材も接着します。
背面の板を用意して接着します。
本体の組立てはこれでおおまかに完了です。
ボンドが乾いたら、ヤスリなどで修正しておきます。
次に引き出しを作っていきます。
引き出しの材料を切り出していきます。
「後で引き出しが入らなかった、」ということがないように、
寸法を確認しながら切っていきます。
ボンドで引き出しを組立てていきます。
引き出し作りも完了しました。
あとは塗装です。
今回使ったのは、赤めの水性ニスです。
100円ショップのダイソーさんで買いました。
小さなボトル入りなので、こういった特殊な色を試すには良いですね。
今回は特殊な色味なので、
試しに塗装してみて雰囲気を確認します。
確認できたら塗装していきます。
最後に、引き出しの金具の接着です。
和箪笥1の制作でも載せましたが、
ここでもアクセサリーチェーンを分解したパーツを使いました。
アクセサリーチェーンを分解したパーツ
(続きの写真を、また載せますね!)
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