ミニチュア小物づくり

19.　ミニチュアの庭仕事セット

（このページのミニチュア小物）
・　スコップ
・　バケツ
・　鎌
・　

庭仕事用の道具を作ってみました。
ミニチュアの情景を作る時、庭があるとまた一段と雰囲気が出ますね！
植栽の作り方も、今後上達できたらいいなあと考え中

参考縮尺は1/10から1/12です。

『　ミニチュアのスコップ　』

（制作過程）

あらかじめ下絵を描きます。

材料を用意します。
今回使ったのは、断面が2mmかける8mmの木の棒です。
ミニチュア家具などで使った余りを利用しました。

下絵を材料に写します。

下絵にそって、おおまかに成形していきます。

彫刻刀を用意します。

スコップの曲面部分は彫刻刀で彫ります。
紙ヤスリで形を整えておきます。

スコップの裏側を削り、曲面にしておきます。

だいたい成形できたら、ヤスリなどで整えておきます。

あとは塗装して完成です！

『　ミニチュアのバケツ　』

（制作過程）

あらかじめ下絵を描き、材料に写します。
今回使った材料は、余っていた薄めのボール紙です。
円筒形に曲げるので、あまり厚いと作業がやりにくいかもしれません。

下絵にそって、材料を切り出します。

ボンドで組立てていきます。

底の部分もボンドで組立てます。

持ち手を付ける部分に、ピンバイスを使って小さな穴を開けます。

持ち手にするワイヤーを用意します。

本体にワイヤーを取り付けます。

だいたい成形できたら、ヤスリなどで整えておきます。

あとは塗装して完成です！

『　ミニチュアの鎌　』

（制作過程）

あらかじめ下絵を描いておきます。

材料を用意します。
ミニチュア制作で余ったプラ板（プラスチックの板）を使います。
できれば割れにくいプラ板の方が、ハサミなどで加工しやすいです。

（鎌の刃の部分を、アルミ板などの金属板で作っても良かったのですが、
手元になかったのでプラ板を使いました。
あとで塗装して、刃の感じの色にします。）

下絵をもとにして、刃の部分の型紙を作ります。
トレーシングペーパーで形を写し取り、厚紙で型紙を作ります。

目打ち（先の細い道具、アイスピックみたいな物）を使って、
プラ板に印付けします。
目打ちがなければ、何か先の尖ったもので代用してください。

ハサミやカッターナイフを用いて、プラ板を切り出していきます。
少し糊代（のりしろ）部分を残して切ります。

割れやすいプラ板だと、この辺りの切り出しが上手くいかないので、
できれば割れにくいプラ板が良いです。

爪楊枝の小口に、カッターナイフで切れ目を入れます。

持ち手部分を切り出します。

カッターで入れた切れ目に、プラ板の糊代部分をさし込んで接着します。

ボンドをよく乾かして、ヤスリなどで形を整えておきます。

あとは塗装になります！

（また何か新しく作ったら、随時追加できればと思います！）