(このページのミニチュア小物)
・ 金槌
・ 鋸
・ キリ、ドライバー
・ 刷毛
・ 道具箱
・
木工作業でよく使う大工道具について、ミニチュアを作ってみました。
参考縮尺は1/10から1/12です。
『 ミニチュアの金槌 』
(制作過程)
材料を用意します。
今回は二種類の爪楊枝を使いました。
上は断面が四角のちょっと太めの爪楊枝。
下は断面が丸の細めの爪楊枝。
ピンバイスを用意します。
今回は二種類のピンバイスを用意します。
0.5mmのものと1.0mmのものです。
ピンバイスは精密な穴を開けるドリルのことです。
だいたい1mm前後の穴を開ける時に使います。
ホームセンターなどでも売ってますが、
100円ショップのダイソーでも売ってますよ!
写真のはダイソーで買ったものです。
断面が四角の爪楊枝に穴をあけます。
今回は、細い材料に小さい穴をあけないといけないので、
二種類のピンバイスを使います。
はじめ細い方を使って小さい穴をあけます。
次に太い方で穴を広げます。
材料の木目によっては割れやすくなるので、木目方向でない方に穴をあけます。
穴を開けられたら、爪楊枝から切り離します。
この方が作業がしやすいです。柄になる部分を用意します。
断面が丸の爪楊枝を30mmくらいに切ります。
部品をボンドで接着します。
よく乾かし、ヤスリなどで整えておきます。
あとは塗装して完成です!
『 ミニチュアの鋸 』
(制作過程)
材料を用意します。
今回使ったのは、断面が2mmかける8mmの木の棒です。
ミニチュア家具などで使った余りを利用しました。
下絵を用意し、材料に描き写します。
長さがだいたい60mmくらいです。
カッターナイフで削っていきます。
大体の成形が済んだら、不要な部分を切り落とします。
(今回は端材を使ったので作業が少しやりにくかったですが、
長めの材料を使って、余裕をもって作業ができるのが理想です。
他の小物の作り方でも載せていますが、
大体の成形が済んでから、木の棒から切り離した方が作業がしやすいです。
鋸の刃の部分も削っていきます。
ヤスリなどで形を整えておきます。
あとは、塗装して完成です!
『 ミニチュアのきり、ドライバー 』
(制作過程)
今回使った材料は、断面が太めの爪楊枝です
あらかじめ下絵を描いておきます。
下絵をもとに、材料を切り出していきます。
材料の小口に穴を開けます。
ピンバイスで慎重に作業します。
ちょっと練習してから作業するのが良いかもしれません。
穴を開けられたら、金属製のクリップとニッパーを用意します。
まっすぐな針金部分が必要なので、クリップをニッパーで切っていきます。
穴に針金をボンドで接着していきます。
よく乾かしておきます。
針金を固定できたら、不要な部分をニッパーで切っていきます。
針金の切り口が尖って危ないので、金属ヤスリで少し削っておきます。
全体の成形ができたので、ヤスリなどで形を整えておきます。
後は、塗装して完成です!
『 ミニチュアのはけ 』
(制作過程)
あらかじめ下絵を描いておきます。
材料に下絵を写します。
今回使った材料は、ミニチュア制作で余った端材です。
断面が2mmかける8mmの木の棒です。
(今回は端材を使ったので作業が少しやりにくかったですが、
長めの材料を使って、余裕をもって作業ができるのが理想です。
他の小物の作り方でも載せていますが、
大体の成形が済んでから、木の棒から切り離した方が作業がしやすいです。
下絵にそって成形していきます。
全体の成形ができたら、ヤスリなどで形を整えておきます。
後は、塗装して完成です!
『 ミニチュアの道具箱 』
(制作過程)
あらかじめ下絵を描いておきます。
今回は箱状の小物なので、切り出し用の下絵を描いておきます。
下絵を材料に写します。
今回は余っていたボール紙を使いました。
(こういった小物でも金属板で作りたいところですが、
作業が格段に難しくなるので、今回はボール紙でガマンです(^^;))
下絵にそって切り出します。
折り曲げる部分は、カッターナイフで軽くなぞって溝を付けておきます。
こうすると折り曲げやすくなります。
一度折ってみて、クセをつけます。
ボンドで組立てていきます。
今回は本体とふたを一体で作りましたが、
やっぱり作業がしにくかったので、
別々に作ってもいいかもしれません。
持ち手などのパーツを付けて、成形はだいだい完了です。
(ふたの留め具の部分をどうするかは、ちょっと考え中)
あとは塗装して完成です!
(また何か新しく作ったら、随時追加できればと思います!)
|