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神社やお寺に行くと必ず水で手を清める場所がありますが、
今回のような四本柱の井戸やぐらを個人宅に設置するのはまれで、
井戸があったとしても二本柱の簡単なやぐらが多いと思います。

今回の井戸やぐらは、
知人の家にある井戸やぐらを参考にしてみました！

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(補足)

ここでご紹介しているのは始めの頃に作ったこともあって杉皮で屋根を葺いてますが、
最近作っているのは瓦屋根にしてます。
また写真を整理できればと思います！

やっぱり瓦屋根にすると雰囲気が全然違いますね！
重厚な感じがします。

屋根面積は小さいですが、
鬼瓦や棟部分の作業も手を抜かず。

後は、柱の根元に巻く板金飾りがあったら
かっこいいかもしれないなあ。

庄屋さんの家　井戸やぐら1　外観正面
こちらが井戸への入り口。
井戸はグレーのタイルで作ってみました。

庄屋さんの家　井戸やぐら1　外観側面

側面から見ると、構造がよく分かりますね。

庄屋さんの家　井戸やぐら1　外観背面

庄屋さんの家　井戸やぐら1　屋根まわり詳細1

屋根まわりを見上げると、こんな感じ。
部材が細いので、作りにくいのですが、
構造が複雑なので、小さくても見栄えがします。

庄屋さんの家　井戸やぐら1　屋根まわり詳細2

庄屋さんの家　井戸やぐら1　鳥瞰図

屋根を上から見るとこんな感じです。
屋根の棟部分を煤竹にしてますが、
実際の建物ではきちんと瓦でおさえます。

庄屋さんの家　井戸1　井戸部分詳細1
井戸の部分を拡大すると、こんな感じです。
グレーのタイルで組んだ井戸に、
竹で作った蓋をのせてます。

蓋をはずすと、中に丸い井戸が表れます。

この模型では「つるべ」を付けてないですが、付けているものもあります。
小さな滑車がなかなかないので、見つけないと行けないですね。
あるいは自分で作ってみるのも１つの手。

東大寺に行った時、井戸やぐらの写真を撮ったので、参考に載せておきます。

大仏殿の右側に少し写ってます。

大仏殿が大きすぎるので小さく見えますが、
かなり大きめの井戸やぐらです。

かなり大きい井戸の石組み

奥が手水

大型のやぐらなので、木組みが複雑

参考になりそうな資料があったら、また載せてみます！