作業に入る前に、
鬼瓦や棟瓦、マンジュウといった瓦パーツを粘土を利用して作り、
よく乾燥させておきます。
棟部分のパーツ
粘土板を細長く切って乾燥させたものです。
パーツがそろったら屋根に鬼瓦とマンジュウを取り付けます。
鬼瓦を屋根の棟(頂上)部の両端付近に取り付けます。
そして軒先の部分にマンジュウを取り付けていきます。
(マンジュウとは、軒先に並ぶ瓦についている丸い飾りのこと)
マンジュウを一つずつ接着していきます。
全部接着すると、こんな感じです。
鬼瓦を取り付けたら、
棟(頂上部分)を取り付けていきます。
パーツを目安の印に沿って重ねていきます。
木工ボンドで接着します。
パーツを重ね終わった様子。
棟(屋根の頂上部)の両隅に置く丸瓦の形を作ります。
あらかじめ作っておいた丸いボタン状のパーツを、
写真のように棟の隅に接着して乾かします。
パーツがきちんと接着したら、
その丸い形に添って、
鬼瓦との間に粘土をつめていきます。
こうすると丸瓦の形が簡単にできあがります。
この時点では、まだ荒削りです。
後は、棟の「のし瓦(両サイドの鬼瓦の間に積み上がっている平の瓦)」
の部分に粘土を少し肉付けしておきます。
よく乾燥させておきます。
これで大まかな瓦の形が出来上がりました。
それから彫刻刀や金属製のやすり、 紙やすりなどできれいに削りだし、
修正をします。 |