今回は、前回の「庄屋の家に付属する土蔵1」の続きです。
(前回までの写真もご参考にしてくださいね。)
庄屋の家に付属する土蔵の外観を眺めてみます!
土蔵というと真っ先にイメージするのが堅牢な扉と白壁、
それから瓦屋根です。
もちろん実際には、一言に土蔵と言っても地方色がたくさんありますが、
今回は架空の世界の蔵をイメージしてみました。
庄屋の家 土蔵1 外観正面
正面で特徴的なのは、やっぱり入り口の扉!
開き戸となった扉は製作所メンバー「いさむ」の渾身の作!
カッコいいので、私もこのあたりは一番好きな部分です!!
実際の土蔵も漆喰彫刻(しっくいちょうこく)が施されることもあり、
庇(ひさし)まわりの装飾と合わせて
最も優美な部分ではないでしょうか。 入り口扉を開けると、さらに堅牢な
蔵戸(くらと、引き戸のこと)があります。
この部分も「いさむ」のこだわり!!!
なんと実際の土蔵と同様に敷居部分にコマ(車輪)を並べています!!
この部分の拡大写真が見つからないので、
見つかったら載せてみますね! その他、外壁の木部は杉板を貼り、
白壁部分は実際に左官材料の漆喰(しっくい)を塗ってます!
基礎部分は石材に似た風合いのタイルを使用。
瓦部分は私「ミゼット」が製作。
粘土で成形し、アクリル絵の具を塗ってます!
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(参考)
ブログ過去記事です。
『瓦部分に使っている絵の具に関するご質問いただきました。』
http://minkamodel.blog66.fc2.com/blog-entry-12.html
(瓦の作り方はこちらからでもご覧になれます。)
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庄屋の家 土蔵1 外観側面1
外観側面も、基本的には外観正面と同じ作りですが、
違う点といえば窓の部分と屋根の部分でしょうか。
窓の部分も正面の扉とほぼ同様の作りで、
外側にある開き扉と内側の堅牢な建具がついてます。
この部分もカッコいい!!
庄屋の家 土蔵1 外観側面2
今回の土蔵1は、両側面に窓がついていて、
正面から見て左右対称型になってます。
ちなみに「土蔵2」「土蔵3」は、
内部の押入れの位置戸の関係上、
片側側面のみ窓がついています。
またご紹介しますね!
庄屋の家 土蔵1 外観背面
この土蔵1は、背面の壁側が一面戸棚になってますので、
外観背面は窓なしです。 一応床下の換気口を付けてます。
基礎部分に使ったタイルの加工が難しいですね。
キレイに割るのがひと苦労です。
庄屋の家 土蔵1 外観屋根
これは粘土で作った屋根を真上からみた図です。
数年前に瓦の表現に始めて挑戦した時のものとあって、
作りが粗いですね(^^;)
パロディーということで割り付けも大きめにしてます。
横に線上になった鬼瓦と棟瓦部分が結構時間がかかりました。
「乾かしては削って」の繰り返し
(瓦の作り方)
次回は外観の扉と窓を開けたところと
内観を紹介したいと思います。
お楽しみに〜!(^_^) |