今住んでいる家には和室が一室あるので、時折障子をはりかえます。
障子紙の汚れ具合にもよるのですが、1,2年に一回くらいのペースです。
以前、障子の張替えを超簡単にしてくれるの面白い道具が売っていたので、
去年の張り替え時に使ってみました!
恐らくだいぶん前から売っているものだと思いますので、
もうご存知の方も多いと思いますが、
ここに載せておこうと思います!
便利な道具はこれです!
『ワンタッチ
ヤニ・アク止め障子のり』(アサヒペンさん)
(他のメーカーの類似品があるかもしれませんので、
探してみてください)
キューピー・マヨネーズのような容器に
ノリがはいっているだけではありますが、
注目はそのノズル部分です。
ノズル部分が障子の桟の角張ったところに添うようにできているので、
マヨネーズを絞り出すような要領で、
ノリをつけることができます!
これは本当に便利です!!
こんな感じで使うみたいです。
ちょうどいい量のノリが出てきます!
今ままでのやり方なら、洗面器で溶いたノリを刷毛で塗っていくという
かなり面倒くさい作業が必要でした。
しかも慣れないとノリをつけすぎてしまうし、
時間もかかった。。
こういった障子貼りのマイナス点を一気に解決してしまった優れものです!
これはもう、本当便利!
「3分間クッキング」よろしく、
3分もあれば障子1枚分のノリ付けが超簡単にできてしまいます!
いままで何でこんな便利なものがなかったのかが不思議なくらいです。
個人的には、こういった多くの消費者に役に立つグッズこそ、
「グッドデザイン賞」をあげて欲しいものだと思います(^^)
個人的には100枚くらい感謝状をお送りしたいくらいです(笑)
あるいは座布団100枚くらいかな
今回の道具を使えば、障子貼りが超簡単、しかも短時間でできるので、
ぜひぜひやってみてください!
(類似品がいくらかあるかもしれません)
(作業過程)
ついでに障子の張替えの様子を写真撮ってみました!
けっこう適当ですが、、
まずは、障子をはずして水で濡らして古い紙をはがします。
お風呂場でもいいし、外でやるのでもどちらでもいいと思います。
貼り替えるのだからといって破いてしまいたくなりますが、
それをやると、今度はがすのに手間取るので、
ぐっとこらえましょう(^^;)
ホントはパンチして破りたいですけどね、、
・障子の枠を乾かす時は、陰干しすること。
直射日光に当てると、障子が歪んだり、木のアクが出たりするようなので、注意が必要のようです。
・障子を早く乾かす方法
濡れた障子の枠をなるべく早く乾かしたい時は、
障子を斜めに(トランプのダイアのように)して立てかけておくといいです。
そうすると水の切れがいいので、早く乾きます。
ちなみに、前述のように、乾かす時は陰干ししてください。
直射日光に当てると、障子が歪んだり、木のアクが出たりするようなので、
注意が必要のようです。
桟が乾いたら部屋の中で紙を貼りますが、
障子の張り替えは、フローリングの部屋でやると、片付けが楽でいいです。
畳の部屋でやると、ノリが畳に付かないように気をつけなければなりませんし、
そのために新聞紙を余計に敷いたりして面倒だからです。
フローリングの部屋だったら、
たとえノリが床に落ちても、ぞうきんで拭けば大丈夫ですから。
ズボラです、、(笑)
(ただ、フローリングに傷がつくのが嫌な方は、
何か敷いてください。)
障子紙をいる分だけ切ります。
今売っている障子紙は、本当に良くできていて、
作業を簡単にするためのシールとかがちゃんとついています(^^)
紙屋さん、細やかなフォローをありがとうございます!
ノリを桟につけていきます。
桟のちょうど中央にノリがつくように、
ちゃんと考えられているのがスゴイ!
ノリがついたら、紙を載せます。
手のひらを版画のバレンのようにして、
そっとなでていけば完了。
あとは、余分な紙を切り取っておきます。
乾燥させれば作業は終了です!
フローリングの部屋で作業すると、
後片付けも楽ですよ(^^)
もしシワが残ったら、スプレーで水を吹きかければOK。
でも、このノリを使うと、どうもシワにならないようなのです。
桟に必要以上にノリがついていないからかも。
本当に優れものですね!
座布団100枚差し上げたい!!
(補足:障子の張り替えは、なるべく夏場にやりたい)
障子の張り替えは、子供の頃からお手伝いでやってました。
年末の恒例行事でしたが、寒いのがめちゃくちゃ苦手な私は、
「何もわざわざ冬にしなくてもいいじゃないか、、、」
と思ったものです。
古い障子紙をはがすのに、大量の水を使わないといけないし、
全身もけっこう水で濡れてしまう。
しかも、子供の頃に住んでいた家というのが和室だらけで、
障子の枚数がハンパなく多かった。(^^;)
冬だから、水に濡れた障子の枠もなかなか乾かない。
当然ながら、夕方を過ぎても紙貼りが終わらない。
「カンベンしてくれー」と、半泣きになりながら、
ひたすら紙貼りをやったものでした。。
あのときほど障子を見るのも嫌いになったことはないです。。(笑)
というわけで、今はなるべく暖かい時期にやるようにしてます(^^)
しかも、子供の頃と違って破れることもめったにないので、
2年に1回くらいのペースで貼り替えてます。
(ズボラです、)
今住んでいる家は、和室が一室だけなので、
障子の枚数も少ないからラクチン!
夏場にやれば、あっという間に乾くし、これまたラクチン。
やっぱり水を使う大掃除DIYは、暖かい時期にやりたいですね(^^;)
そういえば、
最近の家は、破れない紙(ワーロン紙などなど)を使った障子が多いようなので、
そもそも「張り替える」いうこともあまりないかもしれませんね、、
「障子」を乾かす年末の風景も、だんだん過去のものなのかなあ。。。
(襖の張り替えもなるべくDIY)
ちなみに襖の方も、障子程ではないですが、数年おきに張り替えてます。
襖の張り替えは以前に何度かやったことはありますが、最近は少々ご無沙汰です。
和室が一室しかないので枚数は少ないのですが、
戸襖(扉状の襖)があって少し作業がややこしいので、
張り替えは地元の業者さんにお願いしました。
以前の襖は絵入りでしが、最近は無地で生成り色のきれいなものを選択。
以前に比べて、和室の雰囲気が少し落ち着きました。
それにしても、やっぱりプロはスゴいですね。。
あっという間にきれいな襖が出来上がりです。
DIYでできないことはない作業でも、
場合によってはプロに頼んだ方がいい場合もあります(^^;)
当たり前ではありますが、やっぱり出来上がりが格段にきれいです!
(また何かあらたに作業したら、随時追加できればと思います!)
|