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DIYで手軽にメンテナンス

1. テープはがしの注意点

1-1. テープはがしの注意点、有線LANケーブルカバーの取り外しを例に


 

自宅の有線LANケーブルの敷設部分を整理しました。

 

長いこと使っていない部分のケーブルカバーを取り外すことにしました。

 

 

床に設置した有線LANケーブルのカバー

 

 

使っていない部分を長いこと放っておくと、
床面に接した両面テープの部分がベタベタになっていきそうなので、
そろそろ一旦外しておこうかなあと思っていました。

 

ずいぶん前に別件で東急ハンズに行った際、
ちょうど便利そうな『両面テープはがし剤』があったので購入していたのですが、
ずいぶん放置してしまっていました。
今回、それを使うことに。

 

ヘンケル社の『両面テープはがし』
(小さいへらが付属しています)

 


ヘンケルジャパン 両面テープはがし 70ml 東急ハンズの通販「ハンズネット」
http://hands.net/goods/112408


ヘンケルジャパン株式会社 一般用接着剤事業本部
http://www.henkel-ac.jp/

 


調べてみると、『両面テープはがし剤』や『シールはがし剤』の類いは、本当にたくさんの種類があるようです。
いろんなメーカーさんが、用途に応じた商品をいろいろ考えておられます。


家庭用の手軽に使えるものから、かなり頑固にくっついたテープをはがせるものもあるようでした。


今回使った物は、比較的強いテープもはがせるもの。
使ってみると、ベタベタにくっついた両面テープが面白いように簡単にはがせました!

 


ただ、いろいろと注意した方がいい点も分かったので、
簡単にまとめておこうと思います。


はがし剤の製品によっては使い勝手が多少異なるかもしれませんが、
よろしければ参考になさってください!

 


(作業過程)

 

 

自宅の部屋や廊下の壁際に沿わせた有線LANケーブルのカバーが、
合計15メートル分くらいあったのですが、
使っていない部分を少しずつ取り外していきました。

 

まずはマイナスドライバーを使ってケースの取り外しです。

 

 

(マイナスドライバーでカバーをはずしていく)

 

 

カバーが床と接している部分にマイナスドライバーをグッと力を入れて差し込んで、
ちょっと堅い物を用いて「てこの原理」で少しずつ浮かしていきます。
(注意点あり。後述します)

 


床材などをなるべく傷付けないように、
軍手などの柔らかいものを当てて作業するといいと思います。

 

 


ケーブルカバーに使われている両面テープは、製品やメーカーなどによって全然違うようなので、
すんなりとはがれてくれる物もあれば、床面にのりの成分がべっとりと残ってしまうものもあるようです。

 

床に残った両面テープはできるだけ取り除いておきます。
なるべく取り除いておけば、『両面テープはがし剤』を使う量が、
その分少なくて済みます。

 


<< 要注意!! >>
ケーブルカバーを取り外す時に要注意なことがありました。
それは、ケーブルカバーが割れて、破片が顔などに当たりやすいことです。
場合によっては目の付近にとがった破片が飛ぶこともあるので、本当に注意して作業してくださいね! 
雑巾などを上から当てて、破片が飛ばないように作業をするのもいいかもしれません。念
のため防護メガネを使って作業するのもいいと思います。


長いこと使ったケーブルカバーは、経年劣化によって割れやすくなっていることもあると思います。
カバーを床から引きはがしていく時もとても割れやすいので、
破片が飛ぶ方向に子供さんやペットなどを近づけないようにしてくださいね。


この部分は本当に用心してゆっくり作業してください!

 

 


 


ケーブルカバーが取り外せたら、
『両面テープはがし剤』を使って床に残ったテープをはがしていきます。

 

溶剤を含む薬品を使うので、必ず窓を開けて、換気しながら作業します。

 

作業する前に用意しておいた方がいいもの。
・薬剤(テープはがし剤)
・古新聞
・ティッシュペーパー
・軍手
 (使い古したビニール手袋も可、
  ただし、薬剤の成分によっては溶けるかもしれないので注意)
・メラミンスポンジ
 (いわゆる『激落ちくん』のスポンジです。後述)

 

 

ただ、使用薬剤に溶剤が含まれているので、基本的には使い捨てにしてください。

 

 

今回使った『ヘンケル社の両面テープはがしスプレー』は、
けっこう強力みたいなので、ほんの少しスプレーするだけでも、
かなりはがせました。

 

(床に残ったのりの成分にスプレーする)

 

大量に薬剤をスプレーしなくても大丈夫です。ほんの薄くでいいです。

 

 

それから、なるべく「はがしたいテープ」以外の部分に
薬剤がかからないようにスプレーしてくださいね! 
広範囲にスプレーしてしまうと、後片付けが大変になりますので。
(後述します。)

 

写真では素手で作業してますが、薬品が手に付くのが嫌な方は、
軍手を使うなどして調整してください。

 

今回のは、噴射した薬剤がシャーベット状になっています。
写真に白いツブツブが映っていますが、それです。

 

数分放置しておきます。放置している間に、古新聞を広げておきます。

 

ほんの数分でテープの残骸がはがしやすくなります。

 

 

 

ほとんどの部分は、ティッシュで少し強めに擦るだけでもはがせます。
こびりついている部分は、付属のへらを使ってはがすのもいいです。
ティッシュで擦ると、写真のようにボロボロと”カス”がとれます。

 

はがしにくい場合は、また少しだけスプレーをして、しばらく放置し、ティッシュでこすります。
たいていの両面テープは、こんな具合できれいにはがれるようです。

 

 


ちょっと注意なのは、こんな具合にボロボロとれた”カス”を掃除機で吸わないことです。
溶剤を含んでいるため、万が一火災の原因にもなりかねませんので、
後述のように古新聞の上に移して、まとめて処分した方がいいと思います。

 


 


はがす作業の時に要注意なことがありました。

 

それは、はがれとれたテープの”カス”や使い終わったティッシュを床に放置しないことです。
必ず古新聞紙の上に置いてくださいね!

 

(薬剤のしみ込んだものは、必ず古新聞の上に置く)

 

 

 

やってみて分かったのですが、今回使った薬剤をスプレーした部分は、
ティッシュで拭き取ったあと、床面がツルツルになります。
作業で使い終わったティッシュを床に置いたところ、
その部分もツルツルになりました。

 

ものすごく滑りやすくなるので、要注意です。
(元に戻す方法は後述します。)

 


シールをはがし終わり、ティッシュで乾拭きを何度もしても、滑ります。

 

靴下をはいていたら、ツルツル滑ります。

 

ですから、作業で使い終わったティッシュなどは、
必ず古新聞の上に置いてくださいね!

 

そのまま床に放置していると、
後処理しなければいけない部分が増えてしまいます。

 


 

 

そんな具合に地道に作業していくと、以外と短時間で簡単にきれいにはがせます!
あとは”カス”を取り除き、ティッシュで何度も乾拭きしておきます。

 

(シールの残骸がはがれて、きれいになりました)

 

 

ただ前述の通り、このままではツルツルと滑って非常に危ないです。

 

ですから、後処理しておくと安全です。

 

 

特に出入り口やベランダに通じる窓のある所、階段付近などは
ものすごく危ないので、必ず後処理した方がよさそうです。

 


 

まずは靴下をはいた足で床をなぞって、どのへんが滑るかを確認しておきます。

 

 

それから、次のものを用意します。
・ティッシュペーパー
・メラミンスポンジ(いわゆる『激落ちくん』のスポンジです。)

 

メラミンスポンジは水が滴り落ちないくらいに軽めに湿らせておきます。

 

床の滑る部分を、このメラミンスポンジで強めに擦ります。
それからティッシュで水気を拭き取り、乾拭きします。

 

この作業を何度か繰り返すと、滑りやすさの具合が少しずつとれていき、
徐々に元に戻ります。

 

何度かやってみてください。

(何度も擦っては、ティッシュで拭き取る)

 

 

 

この方法は、要は床面をメラミンスポンジで細かく傷つけることです。
ほとんどの床材なら大丈夫かもしれませんが、
特殊な塗装をしている場合などは他の方法を考えた方がいいかもしれません。

 

また、金属面や石材などには向かないと思いますので、注意が必要だと思います。
(その辺りは、私もよく分かりませんので調べてみてください。
高価な材料や特殊なものに対しては、慎重にお願いします。)

 


 

LANケーブルカバーに使われている両面テープの材質のなかでも、
ちょっと分厚めのスポンジのような素材のものがありました。
それらは意外にも薬剤をまったく使わずにはがせました。

 

かなりシール材が床に残りましたが、
慎重にはがしていくと、意外ときれいにあっさりはがれました。

 

こんな具合に、見た目ははがすの大変そうですが、
意外と薬剤を使わずにはがせる場合もありますので、
スプレーを使う前に、ちょっと材質などを確認してみてください。

 

薬剤を使わずに済めば、その分、作業もものすごく楽です。

 


 

今回は、このような感じで、有線LANケーブルのカバーを取り外すのを例にしてみましたが、
テープやシールはがしの時は、同じような作業になると思いますので、
参考にしていただければと思います!

 


ただ、飲食に関わるものや直接肌に触れるものに対しては
今回使った薬剤は使えませんので、ご注意くださいね!
そういった場合は、身体に優しい製品や方法をとってください。<(_ _)>

 



(補足です)

 

今回とりはずしたカバーは数年前に設置したものなのですが、
設置作業をしているときに、ふと気づいたことがありました。

 


はじめは何も考えず、カバーの裏面に貼られたテープを全面使っていたのですが、
ふと、「このまま貼ってしまうと、今度はがすときが大変そうだなあ」と思いました。

 


そこで、両面テープの一部だけを床面に貼ればいいかもしれないと思いました。


カッターナイフで両面テープの一部だけ使えるように切り込みを入れます。


下の写真のように、カバーの両端と、内側に何カ所かだけ
接着面が露出するようにしておきます。

 

(赤丸の部分だけ、接着面を露出させる)

 


自宅使用であれば、これくらいの接着面でも、強度的には全然大丈夫でした。


テープをはがす労力がものすごく減りました!


もし、これからご自宅などに有線LANケーブルカバーを設置する予定の方がおられましたら、
一度試してみてください。
今度、取り外すときが非常に楽になると思います!

 

 

(白い点のある部分が、両面テープで接着していた所。
全面を接着する時と比べて、はがす作業が格段に楽になる)

 


(また何かあらたに作業したら、随時追加できればと思います!)

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